東京焼は東京の街をとじこめた器。
各街の土で成形し、
その街を象徴する物から精製した
釉薬を塗っています。
例えば渋谷焼ではスケートボードや
ターンテーブルなどが釉薬の原料になります。
器になった東京の街をお楽しみください。
陶芸に必要な粘土質の土を八王子の田んぼから採取しています。
採取した土を水で濾して、細かな粘土質の粒子のみを抽出します。
さらに余計な鉄分を抜くために、数日間水につけます。
抽出した粘土に各街の土を混ぜ、練って器の形を作っていきます。
形を作って乾燥させてから、素焼きという1度目の焼きを施します。
続いて陶器の表面に塗る釉薬の素材を集めます。
東京の各街で働く人や住んでいる人に、その街を象徴するアイテムを尋ね、多く答えられたアイテムを使用しています。
釉薬の素材は窯で焼いて溶かしたあと、細かく粉砕。
金属部分を取り出して、本焼きの際、数種類の金属の化学反応によってその土地ごとの色を引き出しています。
素焼きした器に各街の釉薬をかけて、本焼きを行います。
STAFF
puzzle inc.
P&PL:岡田敦子 / PL:脇田洋輔 / PM&PL:安藤勇生 / PA&PL:森田真理子 / DE:灰塚彩音 / ME:山田慶
AD&PL:相楽賢太郎 / POTTER:田中啓一 / POTTER&PL:瀬川辰馬 / PH:北川礼生 / PH:萩原乙彦 / I:三宅瑠人 / ME:金沢徹 /
ME:伊藤裕秋 / CW:大津裕基