TOKYO STREET ARTS
華やかな観光スポットが続々と増えゆく東京。しかしその裏には、町の高齢化や周辺への観光客誘致失敗により、昔ながらの商店の多くがシャッターを閉めたままになってしまったという陰の一面も。
すっかり寂しくなってしまった風景に「ストリートアート」で新しい息を吹き込み、かつての活気を取り戻すことができないだろうか。
閉めきりのシャッターをキャンバスに見立て、活躍するアーティスト達によるストリートアートペインティングを実施。その町全体を誰でも、そしていつでも訪れることができる、ストリートアートミュージアムとして生まれ変わらせる。
シャッターを下ろしっぱなしにしてしまった昔ながらの商店と連絡をとり、実際にシャッターへ絵を描かせてもらう。
殺風景なシャッターを鮮やかなペイントで埋め、街並みそのものを近代的な美術館のようにすることでふたたび街の華やかさや賑わいを取り戻すことがねらい。
複数のアーティストに「東京」をテーマにした作品の制作を依頼。絵が仕上がっていくさまや、寂しくなっていた通りにストリートアートが増えていき、華やかに生まれ変わる様子を撮影しウェブサイト上で公開する。
【場所の例】
・墨田区若者が減り活気が少ない(23区内での平均年齢ランキング20位)、東京スカイツリー/ソラマチの建設による客足激減
・台東区千束通り商店街、いろは会商店街など「シャッター通り」として名の知れた商店街が複数存在