ワケネギは1930年代半ばから葛飾区で栽培され、現在府中市内の農家などで栽培されている。柔らかく、ねぎ特有のにおいも比較的少ないことが特徴。
日本三大茶のうちの一つである狭山茶で、都内で生産された狭山茶を東京狭山茶と呼ぶことが多い。瑞穂町などで生産され、春と夏の年二回新芽の摘み取りが行われる。濃厚な甘みと香りが豊かな日本茶である。
1990年代に品種改良されて日本種豚登録協会に認定された東京の豚。肉は淡いピンク色でキメが細かく、脂の質に優れている。現在では飼育方法の厳しい基準が定められており、近隣の県でも生産される品種となっている。
あきる野市の牧場にて育てられた東京都では唯一の高級ブランド黒毛和牛。肉はきめ細やかで艶があり、柔らかくて味わい深い。近年、秋川の特産品として東京都に認可を受けた。
長年の研究と改良により1984年に誕生した東京しゃも。主に青梅市近辺で育てられており、コリコリした食感で旨みは濃いが脂肪が少なくさっぱりとした味を楽しめる。
都内各地で飼育されている東京うこっけい。平成に入り品種改良されて産卵率を向上させた。卵の味が濃く、カステラやプリンなどの洋菓子の材料によく利用されている。
小平産小麦を100%使ったそうめん。武蔵野の台地は自然の川に恵まれなかったので、米ではなく水が少なくても生産できる小麦が作られるようになった。特産の小麦を使用した、風味の良いそうめんが作られている。