坂口安吾の本懐
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作品
風と光と二十の私と
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作者
坂口安吾
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地域
中央区・世田谷区・練馬区
【このプランについて】
中学は留年&退学、大人になってからもカレー100人前の出前をとるなど破天荒な人物として知られる坂口安吾ですが、作家になる前は意外にも小学校の教員でした。 その時期の自伝本にあたるのが、『風と光と二十の私と』。本作品は坂口安吾の破天荒な学生時代のエピソードや、教員時代の思い出を書いており、坂口安吾の子供に対する考え方を知ることができます。 本作品を元に、坂口安吾の意外な一面を覗いてみませんか?
- 教員時代の変に充ち足りた一年間というものは、私の歴史の中で、私自身でないような、思いだすたびに嘘のような変に白々しい気持がするのである。
- 坂口安吾『風と光と二十の私と』より
※歩きスマホに気をつけましょう
道順
- 所要時間:
- 約4時間
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01世田谷区立代沢小学校
安吾が教鞭をとった世田谷の町役場の隣にある学校の分校です。
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02坂口安吾文学碑
坂口安吾が住んでいた家の門です。
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03代沢五丁目周辺
下宿屋の娘に惚れられて、安吾が逃げ出した宿があった場所です。
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04森巌寺
1608年(慶長13年)に建立された浄土宗のお寺です。
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銀座ルパン
安吾がよくお酒を飲んでいたバーです。
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辰巳軒
安吾に言われ、三千代夫人が100人前のカレーを注文した店です。
※歩きスマホに気をつけましょう
題材紹介
風と光と二十の私と
坂口安吾
坂口安吾は、作家になる前は意外にも小学校の教員であった。その時期の自伝本にあたるのが、『風と光と二十の私と』。教室での描写や、悪さをした子供への投げかける言葉など、作品を通して安吾の言葉遣いの美しさを感じることができる。